ビール一生飲み放題券?!収益源をどこに置くか?ディズニーランドの年間パスポートをBar経営に利用する
ディズニーランドに行っても、
夢の世界を見れないたかつーです(笑)
2時間くらいは楽しめるのですが、
飽きてくるとついつい違うことに思考を巡らせてしまいます。
そんな夢の国のビジネスモデルはとても参考になるので、
今回は、ディズニーランドを転用して考えたいと思います!
ポイントは、
どこに収入源を置くか!
ディズニーランドは何で一番の収入源を知っていますか?
株式会社オリエンタルランドの決算補足資料を見てみると、
東京ディズニーランド・東京ディズニーシーの収入源は、
4つに分割されています。
1.アトラクション・ショー収入 1,279億円
2.商品販売収入 1,149億円
3.飲食販売収入 564億円
4.その他の収入 39億円
入場チケットを買うのに、まとまったお金が必要なので、
ディズニーランドに行くというと5000円くらいかかるというイメージがあります。
なので、チケットがおもな収入源だと思われがちですが、
チケット収入は全体の4割。
商品販売や飲食販売が5割を占めています。
確かに、1回入場すると1万円くらい使っていた!
なんてことがざらだったな~と思います。
つまり、ディズニーランドは5000円で入場できるようにして、
もう5000円くらいを払ってもらうような仕掛けをつくっています。
面白いな~と思ったのが年間パスポートです。
年間パスポートは一見して、
10回以上来たら、元が取れる!
10回以上行った人がお得で、ディズニーランド側は損!
のように見えます。
しかし、
年間パスポートをもっているディズニー好きの友達がいて、
「そんなに行って飽きないの?」という喧嘩を売るような質問をすると...w
「新しいグッズを買い物する時にも入れるから便利なの!」
ということを言っていたです。
なるほどな!と。
年間パスポートを発行することで入場しやすくすると、
園内で売っているグッズも買いやすくなるのか...!!!
ディズニーランド側は、
10回以上来てもらっても損になることはなく、
グッズ商品を購入してもらっているので、来てもらえばもらうほど、
利益が高まる可能性が高いのです。
さて、この年間パスポートの発想を
Barを経営している店舗に応用したいと思います。
ディズニーランドの年間パスポートのように、
まず気軽に店内に足運んでもらうために、
ビール一生飲み放題券を販売します。
一生飲み放題です!!
ビール好きのぼくなら、10万円くらい出して買ってもいいです。
さらに、
もうひとつ「ここの店のオーナーなんだ!」と言える権利を抱き合わせにします。
女性の方は、ピンと来ないかもしれませんが、
「ここの店のオーナーなんだ!」と言える権利は、
男性にとっては最高の権利なんです。
例えば、
意中の女性とのデート。
落ち着いてしっぽり話したい時に、行きつけのおしゃれなBarへ
Barに入店すると、マスターが「おかえりなさいませご主人様へ」とあいさつをし、
いつもの席を案内する。
ちょっとしたスマートさを見せられる+オーナーという権威で、
口説きやすくなる...という男のニーズにこたえることができます。
お店側としては、ビールを一生ただなんて大丈夫か?
なんて思うかもしれませんが、
Barには、一人でくることは稀で2人でくることがほとんど。
料理や、連れのドリンク代、
ビールだけでは飽きるので他のドリンクを注文したりするので、
結局ビール代の元はとられたとしても、
他のメニューを注文してもらうことで、結果的にお店は損をしないのです。
1人が他の人を連れてきてくれるので、お客さんの入りもよくなり一石二鳥です。
今回のポイントは、
どこに収入源を置くか?!
一見損のような、赤字出血大サービスも、
どこに収入源を置くのかで、結果的に黒字にすることができます。
ありがとうございました。