おれの卒業文集

大学生って卒論はあるけど、卒業文集って書かない。なので、大学時代の思い出的なことを文集として綴ります。

ネットでお墓参り

新宿に突如現れた謎の建物。

 

これなんだかわかりますか?

 

 

気になったので調べたところ、こちらは瑠璃光院という納骨堂だそうです。

 

いわゆる、室内版お墓です。

 

ぼくの中でのお墓のイメージは、

お盆に田園風景並ぶおじいちゃんに家に訪れて、

ご先祖様に線香をあげるといったものです。

 

お墓=田舎にあるというイメージが強かったので、

都内に室内お墓が出てきたことにものすごく新鮮味を感じました。

 

お墓の都内進出が何を意味しているかというと...

お墓参りにも効率化する考えが生まれてきたんだな~ということです。

 

都内にできた理由としては、

1.都内に在住で都内にお墓をつくりたいけどその場所がないという人向け

2.地方地元に帰ってお墓参りをするのに手間を感じる

という理由があるのではないかと推測しました。

 

お墓参りの手間の簡略化したい!という人がいるならば、

Web上でバーチャルなお墓参りをするサービスがありそうだと思い調べてみました。

 

すると、

 

やっているようです。

www.i-can.jp

費用は格安の3000円前後からできるようです。 

普通のお墓は数十万かかるので、そのコストは歴然です。

 

 ウェブサイトを立ち上げている会社は、現在1社のみ。

ですが、今後はこのネットお墓参りが普及するのではないかと考えています。

 

1つに、伝統的な習わしにあまりお金をかけないという考えが定着してきていることです。

 

例えば、スマ婚という考え方。

結婚式は従来100万円以上かかるものとされてきましたが、

今では、11万円以下でできるというのがうたい文句となっています。

 

2つ目に、インターネットの普及

日本でインターネットが普及し始めたのが、1990年代。

今から、25年前。

今の20代の人達はインターネット共に育ってきた世代です。

 

小さな頃からのお墓参りをするしきたりがあったとしても、

ネットの便利さも十分に味わっている世代です。

 

なので、20代の世代が葬儀を考える時は、

コスト面と継続的な手間を考慮した上でより効率的な選択肢を

選ぶ傾向にあるのではないかと思います。