おれの卒業文集

大学生って卒論はあるけど、卒業文集って書かない。なので、大学時代の思い出的なことを文集として綴ります。

悩ましい彼女への誕生日プレゼントにこそ使いたい!ちきりんさんのマーケット感覚

「気持ちが大事なの!」

彼女のためのプレゼントの相談を女友達にしたところ、

最終的に出てきた言葉。

 

気持ちってなんだ???

その当時はプレゼントを上げるなら、

なんとなく彼女が喜びそうなものなら何でもいいか!

という結論からプレゼントしたのが、

好きなアーティストのミュージックビデオでした。

 

でも、プレゼントをあげた時はめっちゃ喜んでましたが、

その後はそのものに関して全く話がなかったので本当にこれでよかったのか?

と半信半疑な感じです。

 

みなさんはいかがでしょうか?

彼女にあげる誕生日プレゼントに困った事ありませんか?

 

気のきく人は誕生日の1,2カ月前からさりげな~く彼女へのプレゼントを

見極めることをするのでしょうが、ぼくにはそんな器用なことができません。

 

というか、

1ヵ月前から下準備を計画するなんて神経をすり減らしそうで、

そんなまでしないといけないのなら別れているでしょう!

 

そんな気の利かない+下準備も苦手なぼくでも、

彼女に何を渡せばもっとも喜んでもらえるヒントが得られたのが、

ちきりんさんのマーケット感覚でした。

 

最初にマーケット感覚とは、

顧客が、市場で価値を取引する場面を、直感的に思い浮かべられる能力

と定義しています。

 

取引する場面なので、何かものを買おうとしていることを例にあげたいと思います。

例えば、自動車を買うという行為。

 

軽自動車を買おうとする人と、

フェラーリを買おうとする人とが求めていることは全く違います。

 

軽自動車を買う人が求めているのは、

「歩くには遠すぎる距離を楽に移動できる価値」などを求めています。

 

それに対し、フェラーリを買う人が求めているのは、

「豊かに見える・男のステータスをあげる価値」です。

 

同じ自動車でも商品を細かく見るとそこに求められている価値は全く違うのです。

 

つまり、プレゼントは気持ちだけで十分と言っていても、

プレゼントがお菓子なのかアクセサリーなのかによってそこに求められる価値は

全く異なってきます。

 

プレゼントに対する彼女が感じるであろう価値を見極められれば、

本当に彼女の気持ちを理解したプレゼントを選べるようになるのです。

 

そこでぼくは、

前の彼女がプレゼントを使う場面を直感的に思い浮かべました。

 

・・・

 

すると、、、

 

こんな場面が、

 

4人組でカフェで女子トークをしている時、

ふとA子さんが彼女の耳元に視線を落とす。

 

A子「そのピアス新しく買ったの?」

 

彼女「いやー新しく買ったというよりは...」

 

A子「なになに、、もしかしてプレゼント!?」

 

B子「いいなー私もそろそろつくろっかなー」

 

C子「B子、この前合コンで隣の席に座ってた彼はどうなったの?」

 

・・・

 

とまぁ、

もしピアスをプレゼントにあげたならば、

それはきっと「仲良し女子たちと共通の話題で盛り上がれる価値」

を発揮しているのだと思います。

 

はたまた、

「仲良し女子たちの間で自分の立場を保つための価値」かもしれません。

 

この前、このアーティスト良いって言っていたよな~

という考え方ではなく、

自分といっしょにいる以外の彼女の生活に思いを巡らせて

一番彼女にとって価値の感じるものをプレゼントする。

 

マーケット感覚を身につけよう

を読んでいてそんなことを考えていました。(笑)