おれの卒業文集

大学生って卒論はあるけど、卒業文集って書かない。なので、大学時代の思い出的なことを文集として綴ります。

明石家さんまの「は・ひ・ふ・へ・ほ」

今回は、あいづちについてお話したいと思います。

 

みなさんが知っている明石家さんまさん。
この前、さんまさんが司会をやっている
踊るさんま御殿を久しぶりに見ていました。

 

さんまさんのゲストを
気持ちよく話させる力が凄すぎます!!

さんまさんはとてもテンションが高い人で、
おしゃべり好きな人というイメージが漠然とありました。

 

しかし、
おしゃべり好きというよりは、
ゲストのトークをテンション高く持っていくのがとても上手。
つまり、聴く訊く力もとても優れているのです。

 

営業でもいかにお客さんを気持ちよくしゃべられて、
相手が本当に望んでいるものをそこから観察することが
求められます。

 

気持ちよくしゃべらせることが、上手ければ、
短時間でクロージングを想定した多くの情報を引き出すことができます。

 

今回は、さんまさんを見ていて感じた、
ある聴き上手のポイントついて見ていきたいと思います。

 

それは、


さんまさんの「は・ひ・ふ・へ・ほ」

です。

 

何かと言うと、相槌をする時に発している言葉です。

話したくなる相槌ってなんだと思いますか。
「なるほど!」「いいですね!」「さすが!」

とかも上げられるかと思います。

それらもナイスな相槌です。

 

しかし、
相槌のボキャブラリーが少ないと、
「こいつ、本当におれの話に関心があるのか?」
という疑いを持たれてしまいます。

 

ぼくも上記3つを連発していたら、
ごまをすっているように見える!と
誤認をされることがありました。

 

そう言った事を回避するためにも、
相槌のボキャブラリーを増やす事がとても大切なのです。

 

それが、

「は・ひ・ふ・へ・ほ」

 

さんまさんの相槌を観察すると、
「はいはーい!」
「ひぃーーーーー」というしゃくり上げる笑い声
「ふぉーー!」
「へー!」
「ほぉ!!」
などなど、これらが色々と変形されて相槌がとられています。

 

これらの相槌を相手のテンションの様子に
合わせて上手く使っているのです。

 

踊るさんま御殿の会話の量を見ても、
さんまさんにカメラが当たる事は多いですが、
テンションの高い相槌のシーンがほとんどです。

 

存在感があるだけで、
実はさんまさんはあまりしゃべっていません。

 

「なるほど!」
などよりも、一音を発するだけなので、
会話の随所にはさむことができます。

 

本当に感心した言葉や、
話がひと段落した時は、「なるほど!」「いいですね!」

 

会話の随所には、相手のトークを円滑にさせる潤滑油として、
「はあー!」「へー!!」

などが有効的です。

 

さんまさんの相槌は、とても勉強になるのでぜひ
そんな視点をもって学びとってもらえたらと思います。