おれの卒業文集

大学生って卒論はあるけど、卒業文集って書かない。なので、大学時代の思い出的なことを文集として綴ります。

「なんで人を殺しちゃいけないの?」子どもが聞いてきたらなんて答えますか?

「なんで人を殺してはいけないのか?」

 

この問いに対して真剣に向き合ったことってありますでしょうか?

 

それは考えるまでもなく、

殺していけないのはわかります!

 

でも、

この問いを何もしらない5歳くらいの子どもに問われた時に、

どのように答えますか?

 

何も知らない子どもに対して、どのように説明しますか?

 

 

答えは、

気持ちにあります!

 

子どもに問いかけてください。

「もし、自分がいなくなって今後一生遊べなくなったとしたら...

どんな気持ちになる?」

 

と、

「悲しい」「さびしい」とかそんな気持ちが出てきたらそれが、

答えのようなものです。

 

そしたら、

他の人が「悲しい」「さびしい」に気持ちになるからダメなんだよ!

ということが言えるかもしれません。

 

 

しかし、

わがままで多感な幼少期、

他者の視点に立ってものを考えることができるかできないかのライン。

 

もし、他者なんて関係ない!

と言われてしまった時に、違う回答を考えなければいけません。

 

その時は、少々視点を変える必要があります。

 

次は、人を殺してしまった人とお別れをしなければいけないという視点で考えます。

 

人を殺してしまった人(殺人者)は、刑務所で罪を償います。

しかし、罪を償うのは殺人者だけではないのです。

 

殺人者の家族もいっしょに罪を償わなくては、いけません。

もし、仲の良い友人の兄が殺人者になったとしたら、

あなたは仲の良い友人とどう接しますか?

 

今まで仲が良かったからそのままの付き合いでいたいんです。

しかし、社会的な目が気になります。

ある人から見れば、あなたは殺人者の兄弟と仲の良い人

という見られかたをするんです。

 

そうなった時に、友人関係は保ちたいけど周りからの体裁を気にします。

そこに絶対的な一線ができます。

 

つまり、社会的な立場を考慮した時には、

殺人者との関係を切り離す必要があります。

 

殺人者とは決別する可能性が高くなるといことです。

 

他人だから関係ないのではなく、

殺人者になったら、あなたの身の回りの人をすべて失うんだよ!

 

ということを伝える必要があります。

 

「なんで人を殺してはいけないのか?」

 

それに明確に答えるとしたら、

 

「じゃあ、ぼくとは一生お別れだね。バイバイ」

 

もし、そうなったらどんな気持ちになる?

 

と聞いてあげてください。

 

あなたとの親密度が高いほど、その子にとってあなたを失うのは大きいのでおのずと答えが見えてきます。

 

ありがとうございました!